森田家庭料理学校 インターネット版

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2006年4月の献立
●筍といかの木の芽あえ
<材料>(3人分)
茹で筍   150g
(あく抜きは調理メモ参照)
下煮の調味料  
だし汁 カップ2/3杯
醤油 小さじ半分
砂糖 大さじ半分
小さじ1杯
いか(胴) 1ぱい
木の芽味噌  
味噌 西京味噌 20g
  信州味噌 20g
砂糖 大さじ1杯半
だし汁 大さじ2杯
卵黄  1/2ケ
木の芽 6枚
(このうち3枚は添えに)

 
1.筍は縦6つ割りにして乱切りし、だし汁(水とうまみ調味料少々)醤油、砂糖、酒で汁が無くなるまで煮る。
筍といかの木の芽あえ の作り方 その1

2.鍋に分量の味噌、砂糖、だし汁を入れて火にかける。


筍といかの木の芽あえ の作り方 その2

3.2をとろみがつくまで煮て火からおろし、荒熱をとって卵黄を混ぜる。(卵黄を混ぜると味良く、艶の良い練り味噌になる。)
筍といかの木の芽あえ の作り方 その3

4.いかは皮をむき、松笠に切り込み(5mmに斜め交差の切り込み)を入れ、3cm角に切って霜降り(調理メモ参照)して水にとり、水気を切る。

筍といかの木の芽あえ の作り方 その4

5.木の芽3枚の葉を摘み取り、すり鉢でする。(包丁で細かに刻んでも良い)
筍といかの木の芽あえ の作り方 その5

6.5に3の練り味噌を混ぜ、いか、筍を和える。
筍といかの木の芽あえ の作り方 その6

7.器に盛って木の芽をあしらう。(料理では天盛りするという。)
筍といかの木の芽あえ の作り方 その7


<調理メモ>
掘りたての筍はあく(えぐみ)はありませんが、時間と共にあくが増えます。あく抜きは 鍋にたっぷりの水と米ぬかひとつかみを入れ、皮をむいた筍を入れて火にかけ、軟らかになるまで茹でて(約20分)火を止め、冷めるまで置いて水洗いします。
霜降りは主に魚介類の臭いを消したり旨みを逃がさないようにする茹で方の名前で、霜が降りたように表面だけ色が白く変わる程度にサッと湯を通すことを言います。
筍の下煮、木の芽味噌のだし汁は、水にうまみ調味料を入れるだけでも良いです。
筍が出る頃、冬の間枯れ枝だった山椒に新芽が芽吹きます。この新芽を料理では木の芽と言います。いわば和風のハーブといえます。同じ頃出回る筍と取り合わせて、味噌と混ぜたり、吸い物に入れたり、煮物や和え物にあしらったりして春の香りを楽しみましょう。

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