<調理メモ>
燻魚は本来魚の燻製のことですが、燻製という料理手法を手軽な油で揚げる調理法に代えた料理です。魚をこんがり色づくまで揚げるのがコツです。
鯖の頭を取り、内臓を除き、上の身を骨からはずし、また下の身を骨からはずして腹骨をすく。料理ではこれを三枚おろしと言います。鯖の下調理に生姜汁、葱(青い部分はぬめりが出るので使わない)で魚の臭いを消し、またセロリなどの香味野菜と取り合わせが良く合います。彩りに胡瓜、人参を加えました。魚の漬け汁は生臭くなるので使いません。
鯖、いわし、さんまなど昔から大衆魚として親しまれてきた背の青い魚は血管を若々しく保つ効果があると言われています。中華風の鯖の料理をお試しください。
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