森田家庭料理学校 インターネット版

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2006年10月の献立
●里芋と厚揚げの煮物
<材料>(3人分)
里芋 400g
少々
厚揚げ 1枚半
カップ1杯半 
だしの素 小さじ1杯
大さじ2杯
砂糖 大さじ1杯半
醤油 大さじ2杯半
柚子 少々

 
1.里芋は皮をむいてボウルに入れ、塩少々を振って軽くころがしてさっと洗う。 鍋に里芋と水を入れ、堅めに茹でて水洗いする。(里芋のぬめりを除く下調理)
里芋と厚揚げの煮物 の作り方 その1

2.厚揚げはザルに入れ、熱湯をかけて油ぬきし、1枚を4等分する。
里芋と厚揚げの煮物 の作り方 その2


3.鍋に分量の水、だしの素、酒、砂糖を入れ1、2を入れて中火で煮汁が半分位になるまで煮る

里芋と厚揚げの煮物 の作り方 その3

4.醤油を加えて煮含める。
里芋と厚揚げの煮物 の作り方 その4

5.器に盛り、柚子の皮のせん切り(または松葉切り)を天盛りする。
里芋と厚揚げの煮物 の作り方 その5


<調理メモ>
里芋が出回る季節です。里芋の煮物は、厚揚げとの取り合わせが良く合います。
日本料理では煮物の調味料は「さしすせそ」の順に入れなさいと言います。 「さ」は砂糖、「し」は塩、「す」は酢、「せ」は醤油、「そ」は味噌をあらわします。 これは味を染み込ませていく順番を、語呂合わせ良く表現したものです。この料理でも、砂糖を入れてゆっくり煮てから醤油を入れます。 こうすると砂糖味が中まで入って味に丸みが出ます。砂糖と醤油を同時に入れたのとでは同じ分量入れても味が違います。
この季節に出始める柚子を添えて秋を味わって下さい。

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