<調理メモ>
正月料理の一つ「伊達巻」は太巻き寿司にも使われる生肉(白身魚のすり身)入りの厚焼き玉子です。これを帯の伊達巻を巻いた形の様に、くるくる巻いて仕上げるので「伊達巻」と名付けられました。伊達には美しく見せるの意、巻物には文物を尊ぶ意もあって正月の縁起ものとされました。正月料理が始まった江戸時代には生肉、卵、砂糖で作る伊達巻は正月しか食べられないぜいたく品だったようです。
この料理は、生肉、砂糖、卵を良くすり混ぜるとふっくらした伊達巻になります。
蓋つきの卵焼きが無ければアルミホイルで蓋をしても良いでしょう。玉子焼きが小さければ、この半分の量で焼き、寿司用のすだれで巻いても可愛い伊達巻になります。
正月料理に手作りの料理を添えて家族の団欒を楽しみましょう。
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