森田家庭料理学校 インターネット版

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2006年12月の献立
●ごまめ(田作り)
<材料>(3人分)
田作り 60g
大さじ2杯
大さじ2杯
醤油  大さじ2杯半
砂糖 大さじ3杯弱
白胡麻 大さじ1杯

 
1.田作りは、はりついているものは、1匹ずつに離しておく。厚手の鍋又はフライパンに田作りを入れ、箸でかき混ぜながら中火で焦がさないようにゆっくり空炒りする。(田作りが柔らかになり、フワッと半分に曲がる程度まで。)
ごまめ(田作り) の作り方 その1

2.鍋に分量の水、酒、砂糖、醤油を入れて火にかけ、箸でかき混ぜながら煮汁が半分位に煮詰まったら、1を入れて箸で混ぜ、汁が無くなったら荒く刻んだ白胡麻を振る。
ごまめ(田作り) の作り方 その2


<調理メモ>
正月料理の一つ「ごまめ」は五万米の文字を当て、米の豊作祈願の縁起の名と言われます。
また「田作り」とも言い、料理名と同時に材料名です。これはカタクチイワシを生のまま乾燥したもので、昔、これを田んぼの肥料に入れたことから豊作祈願の名とも言われます。同じカタクチイワシを茹でて乾燥したものが煮干です。煮干は一年中手に入りますが、田作りは正月用品としてこの季節限定の出回り食品です。
この料理のポイントは炒り方と煮汁の煮詰め加減です。
炒り方はゆっくり、しっかり火を通すことです。煮汁の煮詰めが足りないと田作りの小さなウロコが落ちて出来上がりがざらつきます。煮詰め過ぎると飴状になり、ごまめが固まります。煮汁に小さな泡がでるまで煮詰めるのが目安です。
カルシウムたっぷりの香ばしい「ごまめ」を作りましょう。

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