森田家庭料理学校 インターネット版

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2009年10月の献立
●松茸の清まし汁
<材料>(3人分)
松茸 小1本
うずら卵 3ケ
三つ葉 少々
少々
水  カップ2杯半
けずり節(鰹) 5g
出し昆布 5g
醤油 大さじ1杯
小さじ1杯
小さじ1/2杯
うま味調味料 少々

 
1.鍋に分量の水を入れ、出し昆布に、はさみで切りこみを入れ、水に漬けてしばらくおく。 火にかけ、沸騰したら昆布を取りだし、けずり節を入れ、一煮立ちしたら火を止め、約3分おいてこす。(出し汁)
松茸の清まし汁 の作り方 その1

2.松茸は石付きを削るようにして取り、さっと洗って短冊に切る。三つ葉は洗って1cmに切る。
うずら卵は水から入れて火にかけ、5分煮立てて水にとり、皮をむく。柚はうすく皮をむき、2cm位の松葉型に切る。
松茸の清まし汁 の作り方 その2

3.1に分量の醤油、酒、塩 、うま味調味料を入れて火にかけ、松茸を入れて煮る。(1〜2分)
松茸の清まし汁 の作り方 その3

4.お椀に三つ葉、うずら卵を入れ、3を注ぎ、柚を入れて出来上がり。
松茸の清まし汁 の作り方 その4


<調理メモ>
松茸は香りを失わないことが大切なので、石付きを削り取ってから、さっと洗います。
出しは昆布と鰹節でとります。昆布は、水にしばらく漬けてもどし、火にかけます。沸騰したら取り出します(それ以上煮立てると、昆布のぬめりと臭みが出る為)。鰹節は沸騰してから入れます(水から入れると生臭みが出る為)。また煮立ったらすぐに火を止めて沈むのを待ちます(煮立て過ぎると、しぶみが出る為)。昆布の旨味はグルタミン酸、鰹節の旨味はイノシン酸で、両方をミックスすると相乗効果で旨味が倍増すると言はれますが、それぞれの素材の持ち味を生かして、美味しい出しを取りましょう。
松茸の汁には柚の香りが良く合います。秋の味覚を代表する清まし汁をお楽しみ下さい。

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