<調理メモ>
紅白なますに柚子を加えて、紅白柚香なますとしました。
日本料理の「なます」という言葉は、生魚を細く切り、酢で和えたものにつけられた名と言われます。 それが転じて、大根と人参の甘酢和えも、なますと言われるようになりました。
大根と合わせる人参の量は、大根の2割が適当です。 人参は太く見えますので、大根より細めに切りましょう。 出来上がると、大根と人参が同量入っているように見えます。
柚子は黄色い皮の部分だけ使いましょう。 白いワタが残っていると、にがみが出ます。
大根に含まれるジアスターゼという酵素が、消化を助けるところから、紅白なますは、おせち料理の定番とされてきました。
大根がおいしい季節です。 常備菜として普段にも作りたい一品です。
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