森田家庭料理学校 インターネット版

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2012年8月の献立
●いか印籠煮
<材料>(3人分)
いか 3杯
豆腐 1/2丁
1ケ
人参 30g
グリンピース 25g
小さじ1/2杯 
砂糖 小さじ1/2杯 
つま楊枝 3本
   
カップ2/3杯
うま味調味料 少々
醤油 大さじ4杯
砂糖 大さじ2杯半

 
1.いかは、胴と足を離し、腸を除いてきれいにする。エンペラを取り、胴の皮をむいて霜降りする。(調理メモ参照)
いか印籠煮 の作り方 その1

2.豆腐は布巾で包み、重しをして絞る(調理メモ(2)参照)。布巾で絞ってボウルに入れ、木杓子  でほぐす。人参は2cm長さのせん切りにし、茹で水を切る。豆腐、人参、グリンピース、溶き卵、分量の塩、砂糖を混ぜる。
いか印籠煮 の作り方 その2

3.2を3等分していかの胴に詰め、足をいかの元の形のように入れて、つま楊枝で止める。
いか印籠煮 の作り方 その3

4.鍋に分量の水、うま味調味料、醤油、砂糖を入れて火にかけ、3とエンペラを入れ、鍋蓋をしてしばらく煮る。
いか印籠煮 の作り方 その4

5.いかとエンペラを中揚げ(調理メモ(3)参照)して煮汁を濃く煮詰め、もう一度いかを1杯ずつ鍋に戻して転がし、煮汁をからめて照りをだす。エンペラも同様に味つけする。

いか印籠煮 の作り方 その5

6.斜め半分に切って器に盛る。
いか印籠煮 の作り方 その6


<調理メモ>
この献立は、いかを印籠の形に見立てた煮物です。
(1) 料理では、表面に火が通る程度にさっと茹でることを、霜降り(しもふり)すると言います。煮たてた湯に塩少々入れ、いかの胴を1杯ずつ入れて箸で転がし、丸くなったらザルにあげ、水を切ります。茹で過ぎていかが縮まないよう注意しましょう。エンペラと足は一度に湯に入れ、煮たてば、湯を切ります。
(2) 豆腐は布巾で包んでまな板に載せ、皿3〜4枚積んで重しをし、厚みが半分位になるまで水を絞ります。
(3) いかは煮すぎると固くなります。醤油色がつき、箸で押さえて固くなるまで煮たら、取り出します。これを中揚げと言います。残った煮汁だけを濃く煮詰めてからめ、味つけと同時に照りを出して仕上げます。

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